ツアーのポイント

ポイント 人気の現地日本語ガイド・サリームさんがご案内

西遊旅行の現地支店「Indus Caravan」の人気日本語ガイド、サリーム・ベイグがご案内します。フンザ出身のサリームさんは、2023年のNHKのシムシャール取材に季節を変えて複数回同行し、シムシャールの暮らし、放牧の伝統と知恵を学びました。速いスピードで失われていく伝統、ワヒ族の村の暮らしを、ぜひ皆様にご紹介したいという思いから企画したツアーです。上部フンザの秋景色が一番きれいな季節で、パキスタン・リピーターの方にお勧めです。 最大6名様の少人数限定でご案内します。

ポイント 消えゆく伝統「クッチ」に立ち会う貴重な体験

パミール高原で「移牧」を営むワヒ族。子どものヤク、ヤギ、羊を連れて夏に出かけた人々が秋にシムシャール村に戻ってきます。久しぶりに再会する家族、川、橋を渡って帰ってくるヤクやヤギの姿。村の入り口で「クッチ」の戻りを村人と一緒に迎えます。

ポイント 晴天率の高い秋 7,000m峰の展望を歩かずに楽しむ

白銀の雪をいただくカラコルム、ヒマラヤの高峰群を展望。フンザでは、上部(パスー)と中心部(ドゥイカル)に宿泊し、鋭峰シスパーレ(7,611m)や針峰群のカテドラル、名峰ラカポシ(7,788m)や巨峰ウルタル(7,388m)など、7,000mを超える山の展望を朝に夕にお楽しみいただけます。

COLUMN 黄金に色づく北部パキスタン そしてシムシャールへ

秋はポプラの葉が黄金色に染まり、果樹が赤く色づく季節です。フンザやシムシャールの村々では冬支度にいそしむ村人の姿など、どこを見ても美しい景色が広がります。

ポプラが色づく美しい秋(シムシャール村)
渓谷に広がるのどかなシムシャール村
色づく秋のカリマバード
黄葉したポプラが美しいアルチット村
ススト村の近くにて

COLUMN シムシャールで暮らすワヒ族の一年

2008年以降、夏のクッチ、6,000m峰のミングリク・サール登頂、春のタガム祭、そして秋のクッチまで村人・スタッフと深くかかわってきた村です。2023年、NHKの取材も手配・同行し、一層親交を深めました。西遊旅行はシムシャール村の伝統を尊重し、その存続のために努めています。

秋【10月中旬】 クッチ <人と家畜が村に戻る>
麦の収穫が終わると、パミール高原で過ごした人々とヤギ、冬を高地で過ごせないヤクの子どもが一斉に村に戻ります。ポプラが色づく金色のシムシャール村にはたくさんの笑顔があふれます。
冬【10月下旬〜3月】 シュプーン<極寒地で家畜を放牧する>

氷点下の冬、静まり返った村では男性は刈った家畜の毛で絨毯を織り、女性は家畜の世話をします。一方、若く元気なヤクはパミールに残り、十分な草を食べます。村の選ばれた9人の男性がヤクの面倒を見るために数ヶ月極寒のパミールで過ごします。

春【4月上旬】 春を祝う祭り「タガム」

大地が凍てつく長い冬が終わり、春の到来を祝います。女性は総出でハレの食事を作り、長老は村の歴史を唄い、男性たちはこれからの1年が平穏であるように祈願します。

夏【5月中旬】 クッチ<人と家畜の大移動>

村人たちはヤギやヤクを何千頭も連れ4,000mを超える夏の放牧地へ向かいます。これを「クッチ<移動>」と呼びます。村人の中には4ヶ月もの間家を離れ、乳を搾り乳製品を作りながら過ごす人もいます。

>>クッチに関するブログはこちら

パミール高原の放牧地から村へと戻る
村に戻ってきたヤギと羊の群れ
村に到着したヤギ・羊を確認する人々
吊橋を渡って村へと向かう
シムシャール村に到着したヤクと村人たち

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況

10月12日(土) ~
10月20日(日)秋の移牧「クッチ」を出迎える

9日間 398,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 4名(6名様限定)<現地ガイド同行>
燃油サーチャージ 48,300円(4月1日現在の見込み)
一人部屋追加代金 42,000円
日本の地方出発(往路のみ) タイ国際航空利用コースについては、名古屋・福岡などの地方出発(往路のみ)も別途手配可能です(バンコク合流)。追加代金等について詳しくはお問合せください。
ビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 特別価格コースのため再利用割引等はありません。
  • 相部屋をご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
バンコク
大阪
バンコク
バンコク
イスラマバード
午前発
午後着
11:45発
15:35着
19:00発
22:10着
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、入国・通関の後、ガイドの出迎えを受けホテルへ。
イスラマバード:グランドまたはICレジデンシー泊
2 イスラマバード
チラス
06:00発
18:00着
専用車にて、インダス河畔の町チラスへ(カラコルム・ハイウェイまたはカガーン渓谷・バブサル峠越えのいずれかのルートにて)。 
チラス:シャングリラ・インダスビュー泊
3 チラス
パスー
09:00発
17:00着

チラスよりカラコルム・ハイウェイを北上し上部フンザのパスーへ。途中、黄葉・紅葉の景色山岳風景をお楽しみください。

パスー:サライ・シルクルート泊
4 パスー
シムシャール

09:00発
12:00着

四輪駆動車にてシムシャール村へ。着後、冬仕度をする村を散策します。
シムシャール村:ゲストハウス泊
5

シムシャール

 

終日、シムシャール村滞在。午後は、5カ月間パミールで過ごしたヤギ・羊、ヤクが川を渡って帰ってくるクッチを見学します。家畜が戻ると村が一気に活気に満ち溢れます。   

シムシャール村:ゲストハウス泊
6

シムシャール
パスー

09:00発
12:00着

四輪駆動車にてパスーへ。午後は、ポプラの黄葉が美しい上部フンザのワヒ族の村を巡ります。夕方には放牧から戻る家畜たちが家に戻る様子を見ることができるでしょう。紅葉と山岳風景もお楽しみください。

パスー:シルクルート泊
7

パスー
ベシャム

07:00発
20:00着
専用車にて、一路、カラコルム・ハイウェイを南下しベシャムへ。
ベシャム泊
8 ベシャム
イスラマバード
イスラマバード
09:00発
14:00着
23:30発

ベシャムよりイスラマバードへ。市内観光と夕食の後、ガイドの見送りを受け空港へ。空路、バンコクへ。

機中泊
9 バンコク
バンコク
東京

バンコク
大阪

06:15着

08:35発
15:50着
08:25発
15:55着

バンコク着後、航空機を乗り換えて東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。

  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(8ドル)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 パキスタン北部は標高が1,500m〜3,000mあるため、昼夜の寒暖の差が大きい山岳気候です。日中は晴れていれば長袖シャツ1枚で過ごせますが、曇天の日や朝晩は冷え込みますので、セーターやライトダウンなどの防寒具をお持ちください。また、標高3,100mのシムシャール村ではしっかりした防寒着が必要です。
利用予定ホテル 日程および下記をご覧ください。
ベシャム:ヒルトン、ラマダ
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
日程について 行程のほとんどが山岳地帯の移動となります。カラコルムハイウェイは以前に比べると快適になりましたが、ベシャム~チラス間のダム工事の影響や不測の大雨などの後には一時的に通行不能になることがあります。移動に予想以上の時間がかかることもあり、万が一がけ崩れなどにより車の通行が不能になった場合、大きく日程変更が必要となることがあります。予め、山岳地帯のご旅行であることをご理解の上ご参加ください。
宿泊について シムシャール村、パスー村では簡素なロッジやゲストハウスに宿泊します。トイレ・シャワーはありますが、お湯の出が悪かったり、時間制限があるなど、設備は十分ではありません。また、山岳地帯のため停電がよく起こります。懐中電灯は常にお持ちください。
その他のご注意 各地の黄葉・紅葉の状況はその年の気候により多少ずれることがあります。山岳地帯では高低差があるため、場所によりその程度が異なります。
「クッチ」は天候や宗教上の理由で1~3日ずれることがあります。現地で日程・宿泊地の変更や調整が必要になる場合がございます。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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