ツアーのポイント

ポイント ウルグアイとパラグアイ 南米の小国を巡る旅

南米の2つの小国ウルグアイとパラグアイ。スペイン・ポルトガルの覇権争いの舞台となったコロニアの街や、南米のキリスト教カトリック伝播の文化的背景を象徴するトリニダー遺跡を訪れ、南米の歴史・文化にふれます。

ポイント ラプラタ諸国の国境越え

ウルグアイとアルゼンチンの国境はラプラタ川をフェリーで渡り、アルゼンチンからパラグアイへは、パラナ川に架かる橋の上を走る国境専用列車を利用。空路でないからこそ味わえる国境越えの体験をお楽しみください。

ポイント 知られざる名瀑 モンダウの滝

パラグアイ東部、パモンダウ川にかかる滝。落差約40mの大きさを誇り、自然保護区の熱帯林に覆われた知られざる名瀑です。

ポイント 地元で人気の市場でアサードを堪能

年間で日本の10倍のビーフが食べられているウルグアイでは、地元民で活気あふれる市場、メルカド・デ・プエルトにてバーベキューを堪能します。

訪問する
世界遺産

コロニア・デル・サクラメント(ウルグアイ)/トリニダー遺跡(パラグアイ)

COLUMN パラグアイ唯一の世界遺産  トリニダー遺跡

17世紀、宣教のためパラグアイ各地を訪れたイエズス会によって多くの宣教村が作られました。そこではキリスト教の布教は元より、学校教育や建設技術の伝授、計画的な食糧生産などが行われました。また、奴隷狩り集団からの攻撃を逃れるため、軍備も拡充されました。トリニダー遺跡もそのひとつで、当時5000人以上のグアラニー族がこの地に暮らしていたといわれています。遺跡内は大聖堂、学校や住居跡、広場、農場などに分かれています。中でも精緻な彫刻の残る大聖堂は当時のグアラニー族の技術の高さを物語っています。トリニダー遺跡は1993年にヘスースの伝道所と共にユネスコ世界遺産に登録され、現在パラグアイ唯一の世界遺産としてその名を歴史に刻んでいます。決して豪華絢爛な場所ではありませんが、観光客の他、敬虔な巡礼者がこの地を訪れています。

鐘楼
カテドラルの装飾

COLUMN ポルトガルとスペインの攻防最前線
コロニア・デル・サクラメント

ウルグアイ唯一の世界遺産であるコロニア・デル・サクラメントの歴史は南米のコロニアル都市の中でも古く、1680年にポルトガルによって建設されました。当時、ラプラタ川を挟んで対岸にはスペイン王室の副王領のひとつであるラプラタ副王領府が置かれていました。そのためここコロニアでは17世紀末から19世紀初頭にかけての約100余年の間にスペイン王国とポルトガル王国の間で激しい戦闘が繰り返され、主権が7回も入れ替わりました。旧市街の街並みや建物の内部はポルトガル様式とスペイン様式が混在し、独特の空間を作り出しています。情緒あふれる旧市街の街並みをゆっくりとお楽しみください。また、ツアーではコロニアよりフェリーでラプラタ川を渡り、アルゼンチンへ国境越えをします。

石畳の街 コロニア・デル・サクラメント
旧市街を一望できる灯台

COLUMN パラグアイ経済に深く影響した日系人
パラグアイの日本人移住地

日本人のパラグアイへの移住の歴史は、1936年に遡ります。移住先の住環境は初めから整っていたわけではなく、住民たちは自ら原生林を切り開き家を建て、畑を作りました。パラグアイ南部のラ・コルメナ地区から入植が始まり、その後、ラパス移住地、ピラポ移住地、イグアス移住地などが開かれ、農業を中心として発展していきます。「不耕起栽培」の導入により生産性を高め、特に大豆と小麦の生産量を上げて農業分野での外貨獲得に貢献し、パラグアイ経済全体に影響を与えてきました。各移住地では日本人会が結成され、農業協同組合を通して人々の団結を強めています。日系一世の方々も健在で、移住地内では日本語が話され、日本らしい文化が今も地球の裏側で大切に守られています。

イグアス日本人移住地の鳥居
移住地で見かける日本語の標語

出発日と料金

2020年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
10月15日(木) ~
10月23日(金)
9日間 598,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(15名様限定) ・添乗員同行
燃油サーチャージ 21,000円(12月5日現在の見込み)
一人部屋追加代金 54,000円
日本の国内線割引 日本主要都市からは片道7,000円の追加で別途手配いたします(国際線の航空会社の指定便に限る)。詳しくはお問い合わせください。
国際線のビジネスクラス 東京/モンテビデオ、サンパウロ/東京間は往復50~70万円前後の追加で別途手配いたします。ご予約の時期によって、料金が変わることがありますのでご希望の方はお早めにお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
米国内都市
米国内都市
マイアミ
マイアミ
午前発
朝又は午前着
昼又は午後発
午後又は夜着
22:35発
空路、日付変更線を越えて米国内都市へ。着後、航空機を乗り換え、マイアミ乗継でウルグアイの首都モンテビデオへ。
機中泊
2 モンテビデオ 08:45着 着後、モンテビデオ市内の観光旧市街、独立戦争の英雄アルティガス将軍の銅像が立つ独立広場サルボ宮殿(外観)、アサードの店が連なる市場、第1回サッカーワールドカップが開催されたエスタディオ・センテナリオ(外観)、ウルグアイ伝統のカウボーイたちの歴史や生活用品が展示されるガウチョ博物館など)。その後、ホテルへ。
モンテビデオ泊
3 モンテビデオ
コロニア・デル・サクラメント
09:00発
12:00着
専用バスにて、コロニアへ。着後、世界遺産コロニア・デル・サクラメントの歴史地区の観光(城門、ポルトガル統治を象徴するアズレージョが展示されるタイル博物館、コロニアの街並みを一望できる灯台など)。
コロニア・デル・サクラメント泊
4 コロニア・デル・サクラメント
(国境)
ブエノスアイレス
ブエノスアイレス
ポサーダス

09:00発

 

12:00着
夕方発
夜着

朝、船舶にて国境を越え、ブエノスアイレスへ。着後、夕方、航空機にてパラグアイとの国境の町ポサーダスヘ。
ポサーダス泊
5 ポサーダス
(国境)
(トリニダー遺跡)
(モンダウの滝)
シウダー・デル・エステ

08:00発

 

 

 

18:00着

早朝、国境専用列車にて国境を越え、その後専用車にて、ブラジルとの国境の町、シウダー・デル・エステへ。途中、パラグアイの世界遺産トリニダー遺跡、落差40mのモンダウの滝を見学します。
シウダー・デル・エステ泊
6 (イタイプーダム)
シウダー・デル・エステ
アスンシオン

 

10:00発
18:00着

朝、世界最大級のイタイプーダムを見学します。その後、専用車にて、パラグアイの首都アスンシオンへ。途中、イグアス日本人移住地に立ち寄ります。
アスンシオン泊
7 アスンシオン
サンパウロ
サンパウロ
午後発
午後着
夜発
午前中、アスンシオン歴史地区の散策大統領官邸(外観)、カテドラル等)。午後の航空機にてサンパウロへ。着後、航空機を乗り換えて米国内都市へ。
機中泊
8 米国内都市
米国内都市
朝着
午前発
着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。
機中泊
9 東京 午後着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝5/昼5/夜5:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:アメリカン航空、ラタム航空、ゴル航空
  • 復路サンパウロ/東京間は米国内都市で2回乗り換えることがあります。

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間はパラグアイ入国時に6ヶ月以上必要です。査証欄の余白は3ページ(見開き2ページ含む)以上必要です。アメリカ電子渡航認証システムによる渡航認証(ESTA)が必要です。実費(1,700円)、代行手数料(4,400円)。※ESTAの取得にはIC旅券が必要です。また、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン、北朝鮮に渡航または滞在したことがある方、2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方は、ESTAの取得ができず、既にESTAを取得している場合でも無効となるため、別途アメリカ査証の取得が必要になります。査証取得には面接が必要で時間もかかるため、該当される方はお早めにお問い合わせください。
気候・服装 ウルグアイは春にあたり、寒い時で最低気温が7℃前後、最高気温は15℃前後となり、しっかりとした防寒着が必要です。パラグアイは緯度が低いため、寒い時でも最低気温が14℃前後、最高気温は25℃前後となり過ごしやすい気候です。
利用予定ホテル パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。
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旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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