秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

PROFILE 同行ガイド　五百澤 日丸 （いおざわ・ひまる）

新潟県在住。（有）レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550　山野の鳥　増補改訂版」（共著／文一総合出版）、「日本の野鳥650」（共著／平凡社）など。他にも著書多数。

■ 五百澤日丸さんよりメッセージ

近年、日本で減りつつある、チゴモズを中心とした撮影・観察ツアーです。5月下旬はちょうどチゴモズが繁殖のために渡ってきたばかりの季節になります。このツアーでは、そんなチゴモズに重きを置いた撮影ツアーです。もちろん、じっくり観察したい人にも向いています。韓国では近年徐々に増加する傾向にあるチゴモズです。この島では特に良く見られる場所として知られています。離島ということで、チゴモズを狙っていると、思わぬ鳥とも出会えてびっくりすることもあります。日本の舳倉島や飛島で5月中旬に出現するようなやや遅い渡りの鳥たちが期待でききるのです。運が良ければヤイロチョウの出現も期待できます。この島は、集落・畑・牧草地・池・砂浜・干潟・岩礁・山林など環境の変化に富んでいるため、多くの野鳥が記録されています。近くの無人島では、ヒメクロウミツバメ、カンムリウミスズメなどの繁殖地もあり、運が良ければ離島への航路上で見ることもあります。離島からの帰りには、ワシミミズクの繁殖地にも訪れる予定です。

※但し、気候の状況などにより、波が高い、濃霧などの条件次第では船が欠航して島に渡れない場合もありますので、予めご了承下さい。

カラフトムジセッカ

キマユホオジロ

PROFILE 同行ガイド　戸塚 学（とづか・がく）

1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味を持つ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関りを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」（偕成社）など。

カラシラサギ

ワシミミズク

COLUMN 5月中旬に記録された野鳥

クロツラヘラサギ、メダイチドリ、トウネン、ウズラシギ、ハマシギ、サルハマシギ、オバシギ、キリアイ、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、シベクロツラヘラサギ、メダイチドリ、トウネン、ウズラシギ、サルハマシギ、オバシギ、キリアイ、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、シベリアオオハシシギ、チュウシャクシギ、ハリオシギ、コシギ、アカハラダカ、コウライウグイス、セグロカッコウ、ツツドリ、ワシミミズク、ヤマショウビン、ブッポウソウ、ヤツガシラ、ヤマゲラ、チャバラアカゲラ、ヒメコウテンシ、ニシイワツバメ、イワミセキレイ、ツメナガセキレイ、キガシラセキレイ、ハクセキレイ４亜種、マミジロタヒバリ、ヨーロッパビンズイ、セジロタヒバリ、コセジロタヒバリ、サメイロタヒバリ、ムネアカタヒバリ、サンショウクイ、シロガシラ、チゴモズ、アカモズ２亜種、シマゴマ、ノゴマ、オガワコマドリ、コルリ、クロジョウビタキ、ノビタキ、ハシグロヒタキ、ヒメイソヒヨ、カラアカハラ、クロウタドリ、ダルマエナガ、ウグイス、チョウセンウグイス、ヒメウタイムシクイ、ムジセッカ、カラフトムジセッカ、アムールムシクイ、マミジロキビタキ、ムギマキ、オジロビタキ、オオルリ、ハシブトガラ、チョウセンメジロ、メジロ、シロハラホオジロ、ホオアカ、コホオアカ、キマユホオジロ、シマアオジ、シマノジコ、アオジ、シベリアジュリン、アトリ、アカマシコ、コイカル、ギンムクドリ、シベリアムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ、コウライウグイス、オウチュウ、ハイイロオウチュウなど。

サンショウクイ

シマアオジ

ヤマゲラ

シベリアアオジ

シマノジコ