ツアーのポイント

ポイント 早春に訪れるシルクロードの旅

3月は朝晩は気温が下がりますが、日中は厳しい寒さが少しやわらぐ時期。夏の繁忙期と比べると訪れる観光客がまだ少ないため、石窟をゆっくりと静かに見学できます。初めていかれる方も、ゆっくり見学したい再訪の方にもおすすめの季節です。

ポイント シルクロードを走る高速鉄道に乗車

2014年に開通した中国版新幹線、蘭新高速鉄道に乗車して、河西回廊から天山北路を走ります。車窓には、荒涼としたシルクロードの大地、祁連山脈に天山山脈と雄大な光景が広がります。

ポイント 蘭州、敦煌、トルファンではそれぞれ2連泊を設けたゆとりの設定

シルクロードを語る上で欠かせない敦煌、トルファンでも連泊を設け、じっくりと観光します。蘭州の炳霊寺、敦煌の莫高窟やトルファンのベゼクリク千仏洞窟など仏教のシルクロード伝播の道をたどります。
訪問する
世界遺産

敦煌・莫高窟/シルクロード:長安=天山回廊の交易路網(玉門関遺跡、高昌故城、交河故城)

COLUMN 蘭新高速鉄道でシルクロードの大地を走る

2014年に甘粛省の省都・蘭州から新疆ウイグル自治区の区都ウルムチまで高速鉄道が開通しました。甘粛省、青海省、新疆ウイグル自治区の3つの省、区にまたがり、全長1,777㎞を11時間50分で結びます。この列車の走るルートはかつてのシルクロードと重なり、これまでのバスでの旅よりも大幅に移動時間を短縮することができます。荒涼としたゴビ灘、祁連山脈や天山山脈の光景など、車窓からの景色もお楽しみいただきます。


蘭新鉄道の始発駅・蘭州

甘粛省の省都・蘭州は蘭新鉄道の始発駅。チベットに源を発する「母なる大河・黄河」が東西に流れ、街は黄河沿いに約20㎞に渡って細長く延びます。北西に武威・敦煌、西に青海省の西寧があり、古くからシルクロードの要衝として栄えました。


敦煌への玄関口・柳園

敦煌の町から約130㎞に位置する駅。敦煌はタリム盆地、ゴビ、ツァイダム盆地、祁連山脈に囲まれたシルクロードのオアシス都市。砂漠の大画廊として有名な「莫高窟」、かつての関所跡「玉門関」など数多くの見所が残されています。


オアシスの町トルファン

北に天山山脈を望むトルファン盆地に位置するオアシス都市。ウイグル族が多く暮らします。前漢代に車師前国があり、その後、玄奘も立ち寄った高昌国、唐代には安西都護府が置かれ、シルクロードの重要な拠点の一つです。

炳霊寺の石窟 炳霊寺の石窟
玉門関 シルクロードの関所・玉門関
吐峪溝 玄奘三蔵も立ち寄ったとされる高昌故城

COLUMN 大谷探検隊、スタインが訪れたベゼクリク千仏洞へ

トルファン近郊に位置し、火焔山の横を流れるムルトゥク河の断崖にある石窟寺院。麹氏高昌国の6世紀からつくり始め、9世紀に最盛期を迎え元代まで続けられました。イスラム教の侵攻により仏像は破壊され、壁画は削られてしまい、20世紀には、ドイツ、イギリス、日本の探検隊によって蒐集され持ち去られてしまいました。それでも残された壁画を見ると、当時のこの土地の仏教文化や人々の様子をうかがい知ることができます。

石窟内部に残された壁画装飾  第33窟王子挙哀図
石窟西側より望む

COLUMN シルクロードの味覚を楽しむ

蘭州では名物の手打ち牛肉麺、敦煌では、屋台や出店が立ち並び、地元の人々で夜遅くまでにぎわいを見せる沙州市場へご案内。名物・砂鍋料理や火鍋、ウイグル族の名物料理・ラグメンなど、お食事もお楽しみいただきます。

蘭州名物の手打ち牛肉麺
シシカバブ

出発日と料金

2019年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
03月01日(金) ~
03月08日(金)
8日間 298,000円
03月15日(金) ~
03月22日(金)
8日間 298,000円
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
中国内都市
午前又は午後発 空路、東京・大阪よりそれぞれ中国内都市で航空機を乗り換えて、甘粛省の省都・蘭州へ。着後、ホテルへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、中国内都市又は蘭州にて合流します。
蘭州泊
大阪
中国内都市
午前又は午後発
中国内都市
蘭州
午後又は夜発
2 蘭州
(炳霊寺石窟)
  朝、甘粛省博物館を見学。その後、専用バスにて、黄河をせきとめた劉家峡ダムへ。着後、ボートにて黄河を遡り、炳霊寺石窟を見学。高さ27mの大磨崖仏を中心に183の石窟が並んでいます。一般開放窟のほか、169窟、172窟の特別拝観窟を見学します。夕食は蘭州名物・牛肉麺をご賞味ください。
蘭州泊
3 蘭州
柳園
柳園
敦煌
午前発
(約5.5時間)
16:00発
18:00着
●蘭新高速鉄道に乗車(約5.5時間)
いにしえの通商路・河西回廊に沿って走る列車に乗り、柳園へ。南に雪を頂く祁連山脈、北にゴビ砂漠が広がる雄大な景観をお楽しみください。着後、専用バスにて敦煌へ。夕食は名物の「砂鍋」をご賞味ください。食後は沙州市場の散策をお楽しみください。
敦煌泊
4 敦煌
(莫高窟)
(玉門関)
(漢代の長城跡)
  午前中、「砂漠の大画廊」莫高窟を見学。100年にわたり造営が続けられた中国仏教随一の石窟の魅力に迫ります。午後、漢の西端に位置した関所跡・玉門関漢代の長城跡を見学。夕食は温かな「火鍋」をご賞味ください。
敦煌泊
5 敦煌
(鳴沙山)
(月牙泉)
柳園
トルファン


午後発
(約4時間)

午前中、鳴沙山月牙泉を訪れます。
●蘭新高速鉄道に乗車(約4時間)
午後、天山山脈の景観をお楽しみいただきながら列車にてシルクロードのオアシスの町トルファンへ。
トルファン泊
6 トルファン   終日、トルファン観光(千年もの間都として栄えた城址遺跡・高昌故城、高昌国の数々の品が出土したアスターナ古墳、天山ウイグル文化を今に伝えるベゼクリク千仏洞、高台に築かれた交河故城、伝統的なウイグル族の家屋が立ち並ぶ吐峪溝等)。昼食はウイグル族の農家にて、名物料理ラグメンシシカバブをお召し上がりください。
トルファン泊
7 トルファン
ウルムチ
09:00発
12:00着
専用バスにて新疆ウイグル自治区の区都・ウルムチへ。着後、「楼蘭の美女」など西域遺跡からの出土品が素晴らしい新疆ウイグル自治区博物館を見学します。
ウルムチ泊
8 ウルムチ
中国内都市
朝発 航空機にて、ウルムチより中国内都市で航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。
中国内都市
東京
午後発
中国内都市
大阪
午後発
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:中国東方航空、中国国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間は、入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 冬服が基本となります。朝晩は冷え込みますので、厚手の下着にフリース、ダウンジャケット、カイロなどをご用意ください。また、砂ぼこり対策としてサングラスやスカーフなどをお持ちになると便利です。
利用予定ホテル パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。
パンフレットのご請求はこちら
観光について 日程表に明記してある石窟は、修復等の理由により突然閉鎖されることがあります。その場合は別の石窟見学に変更させていただきます。また、ほとんどの石窟では内部の写真撮影が禁止されています。ウルムチの新疆自治区博物館の「楼蘭の美女」などの展示物は、他の美術館に貸出される場合見学できないことがあります。
日程について 蘭新高速鉄道では座席(二等車)の利用となります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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